イタリア産最高級のトップスキン本牛革を使用しています。
通常とは異なり、革の表面(銀面)を剥がさずに仕上げているために自然な風合いとなります。
フレームは錆びにくく耐久性に優れたステンレスを使用し、一台一台バフで丁寧に磨きあげた鏡面仕上げです。またコーナー部分やフレームのクロス部分は溶接をしてから更に平らに磨きをかけ仕上げます。この部分がしっかり仕上がっているかどうかが、バルセロナチェアの品質を分ける大きなポイントです。さらにフローリングなどの床をガードする取り外し可能な脚をセット。
ミース・ファン・デル・ローエ
1886年ドイツアーヘン生まれ。
父の工房で装飾デザインの経験を継いだ後、1911年自身の事務所を設立。
溶接ガスパイプを利用した椅子MR20等を発表する。
1929年バルセロナ万博ドイツパビリオンの設計に着手し、スペイン国王夫妻用の椅子、バルセロナチェアを制作。
シンプルな構造ながら高貴な存在感を持つその作品は、今なお多くの人を魅了している。
その後バウハウスの校長を務め、1937年アメリカに移住し、シーグラムビルを始めとする様々な建築を手がける。
後に輩出される多くのデザイナーに強い影響を与えた、近代建築の巨匠と称される一人である。